Meet Our People

2020年入社
M. A. (ビジネスイノベーション)
商経学部 卒業

同業他社でデジタルビジネスに携わっていたが、お客様と直に接しながら企画や提案がしたいと考えて、2020年にロシュ・ダイアグノスティックスに入社。デジタルソリューションをロシュの新たな事業の柱にするのが大きな目標。

デジタルソリューションを新たな事業の柱に

前職は国内メーカーに勤務し、本社の事業戦略部門でグローバルビジネスの責任者として、デジタルビジネス戦略の策定から実行までを担当していました。転職を考えるようになった理由は、将来的なキャリアについての悩みなど、さまざまありました。その中でも一番大きかったのは、デジタルソリューション企画は、お客様の困りごとを直接共有できる環境で磨かれるものだという考えを持っていたので、それが実現できる環境で仕事がしたいという思いでした。そうした時に転職エージェントを通じて、ロシュからのアプローチがあったのです。

オファーを受けた際の仕事内容はオファーを受けた際の仕事内容は、医師をターゲットにしたデジタルソリューションの担当でした。デジタルの世界で、自分がやりたかったことを実現できるのではないかという予感がありました。さらに、ロシュというスケールの大きなグローバル企業のなかにいながら、既存事業にはない新しいデジタルビジネスに挑戦することができる。その点に大きな魅力を感じたのが転職の決め手となりました。

お客様と一緒に企画開発したい思いが実現

ビジネスイノベーション本部は、デジタル分野をはじめ、社会課題の解決につながる新たな事業シーズや、AI技術をはじめ先進的な技術シーズを捉え、ロシュならではのイノベーション創造をリードすることをミッションとしています。その中で私が最初に担当し、多くの時間と労力を注いでいたのが、がんゲノム医療における医師の診断を支援する、という製品です。これはがんゲノム医療で、各種検査結果や患者の病歴をはじめとするさまざまな情報を統合して、専門家が集まって治療方法を決める際に、治療の効率化などに活用できるようにするソリューションです。医師と直接やりとりをしながら、臨床活動の業務負担を低減させる提案は簡単ではありません。しかし、お客様と一緒に企画開発をするという側面があり、まさに自分が望んでいたことだったので、得られる達成感はひとしおで非常にやりがいを感じました。

その後、そのグループマネジャーを引き継ぎ、デジタルソリューションをがん以外の医療分野にも展開する取り組みを行っています。非常に多くのプロジェクトが動き、難易度も上がっていますが、頼りになるチームメンバーと一緒に働くことができ、モチベーションが上がっています。目標はデジタルヘルスといわれる領域でマネタイズを実現して、ロシュの新たな事業の柱として確立すること。それによって医療のDX化が進み、さまざまな課題を解決していく大きな力になるはずです。

次世代リーダー人財の育成にチャレンジ

ロシュの大きな課題の一つが、デジタルをはじめとするイノベーションを創出できる次世代人財育成と、その体制整備です。私が担当しているグループには、さまざまな経歴とスキルを持った人財が所属し、新事業を成功に導くために、日々課題に向き合い、乗り越えるチャレンジをしています。しかし、デジタルソリューション領域での提案内容や、それに必要とされるスキルセットは、これまでロシュが扱ってきた診断薬・診断装置ビジネスとは、大きく異なります。そこで今回デジタルビジネスに必要とされるメンバーの能力やスキルを高めていくのが、私の現在のミッションです。彼らが課題と感じることに対して、気づきとなる情報を提供したり、必要な仕組みや環境、体制を整え、OJD(On the Job Development)を通して結果としてメンバー自身の成長につなげていきます。

私はこれまで、自分がビジネス開発をリードして結果を出すことにこだわってきましたが、今回は完全に人財育成という新しい役割にフォーカスして、次世代リーダー人財を育てる楽しさを味わうことを、もう一つの目標としています。ロシュに入社してよかったことの一番は、「人を大切にし、人の成長に本気で投資をする会社」であること。幸運なことに、入社後さまざまな成長機会を得ることができました。昇進、昇格の機会はもちろんですが、全社横断的な取り組みへや、グローバルで進めているリーダーシップ開発プログラムへの参加など、本当に多くの機会に恵まれました。そのマインドはチームメンバーにも継承していきたいと思っています。

ONE DAY SCHEDULE

8:30

出社

1日の始まりはメールチェックとスケジュール確認から。その後、学術領域のデジタル製品担当チームと朝会。

10:00

自部門メンバーとの面談

メンバーと1on1で面談を行い、メンバーの困りごとや課題をシェアして、成長に向けた方向性を共有していく。

12:00

ランチョンミーティング

ランチを取りながら、WebでAPAC(太平洋アジア地区)のメンバーとタスク進捗に関する会議。もちろん言語は英語。

13:00

各種会議に出席

お客様とのWEB面談や、リードしているプロジェクトの定例会議など、さまざまな会議で意見を述べる。

16:00

スイス本社とWeb会議

本社メンバーと新製品の導入プロジェクトの進捗を共有する。

19:00

業務終了

退勤する時間はその日によってまちまち。時には同僚と一緒に焼肉などに行くことも。

さらに詳しく

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