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2017年入社
N.T.(セールス)
商学部 卒業

新卒で損害保険会社に入社して営業担当に。しかしエンドユーザーと直に接して安全・安心を提供できる仕事がしたいと、医療業界へ転職、2017年にロシュ・ダイアグノスティックスに入社。社内変革を通じてお客様に貢献できる情報発信に取り組む。

お客様へ直に安全・安心を提供する仕事がしたい

新卒で損害保険会社に入社したのは、世の中の助けになる仕事がしたいと考えたからでした。営業を担当して感じたことは、保険は何かが起こった時の金銭的なリスクを担保する製品であるため、相手に事故や災害などのネガティブな事象をイメージしてもらう必要があるということ。この仕事は自分に合っているのかという気持ちが芽生え、もっと直接的に安心や安全を届けたいという思いにつながりました。また、損害保険会社では日頃接するのが販売代理店の方々で、直接エンドユーザーに接するチャンスがありませんでした。そのため、自分の言葉でお客様に直に提案して、営業として成長したいと考えて、転職を決意したのです。

転職活動中に診断薬業界の存在を知り、人々の健康や命の安全につながる事業内容に興味を抱きました。業界や診断薬に関する知識はありませんでしたが、いったんコントラクトMRと呼ばれる派遣社員として、製薬会社の製品を病院などの施設に紹介する業務を経験することで、知識の習得を目指しました。その時に配属を希望したのがロシュの糖尿病関連プロジェクトだったのです。糖尿病は慢性疾患の一つで、その場限りではなく常に患者さんに伴走し続けるという仕事が、自分の考えに合うと考えました。

時にはお客様の現場で業務の円滑化をサポート

プロジェクトに参加してから1年後、新体制で事業を強化することになったタイミングで、ロシュに正社員として入社。メンバーがやる気に満ちている雰囲気があり、私自身も仕事への決意を新たにしました。プロジェクトのミッションは、糖尿病の患者さんが自宅等で自ら血糖値を測るための携帯型の血糖自己測定器を、全国の病院に普及させること。ロシュの血糖自己測定器は、世界中の多くの国で使われています。業務に就いて間もなく、この仕事は自分に合っていると思いました。というのは、医師を筆頭にした医療チームとロシュが同じ価値観を共有しながら、それぞれの役割を果たして患者さんを支えるというスタイルが、自分の理想に近いと感じたからです。

営業の際にも、単に製品を売り込むのではなく、どうすればお客様や患者さんのためになるかを第一に考えています。たとえば、お客様に新しい製品を導入していただく場合、病院側も日常業務が多忙で、切り替え業務に手が回りにくいケースが少なくありません。そこで、私たちが医師、看護師、薬剤師、栄養士、理学療法士などの間に入って、情報共有のハブ的な役割を果たすことで、導入を成功に導いていくこともあります。切り替えによって「患者さんの生活が良くなった」「血糖値に興味をもってくれるようになった」という声をいただいたり、「誠意を持って取り組んでもらえた」と病院から感謝されるのが、やりがいを感じる瞬間です。

メンバーが自分で考えて動けるチームに

入社して2年後にはチームリーダーを任され、その後、社内公募でマネージャーに応募しました。実はリーダー時代にメンバーからの相談に対してアドバイスをしても、相手が納得していない様子なのをしばしば目にしてきました。やはり自分自身が腹落ちして取り組まなければ仕事で能力を最大限に発揮できません。そこで、メンバーの育成に意識が向き始めて、マネージャーとして取り組んでみたいと強く思うようになったのです。いま取り組んでいるのは、メンバーが自分自身で考えて行動できる組織づくりです。仕事の方向性を伝えて、そこに至る道筋は本人に考えてもらうスタイルをとっています。メンバーが自分で考えない限りは、本当のお客様のニーズはつかめないからです。会社のビジョンやあるべき姿を私自身が咀嚼して、各メンバーと1対1で共有をはかり、自分たちの利益だけで動くのではなく、お客様に対して誠実な仕事をするために何ができるのかを、各自が考えてもらうようにしています。

この1年間ほどの取り組みの結果、指示がなくても、自ら進んで行動する風土が醸成されてきました。たとえばお客様向けWebセミナーの開催では、以前は段取りの全てにマネージャーが関与していましたが、現在は最終リハーサルまでメンバーが自主的に進めてくれるようになっています。やはり社内が変革されなければ、社外にもより良い情報発信はできません。これからもお客様や患者さんに対して何ができるかを誠実に考え続けながら、社内外でポジティブな変化が起こせるチームを目指していきます。

ONE DAY SCHEDULE

9:00

業務スタート

この日はリモートで業務を開始。まずはメールチェック。在宅勤務は週2回程度のペースで。

10:00

オンラインミーティング

メンバーと営業戦略についてオンラインで会議を実施。オフィス、出張、自宅などそれぞれの場所から参加。

12:00

ランチタイム

顧客訪問のために自宅から直行で移動。その途中で以前からチェックしていた人気ラーメン店でランチ。

14:00

お客様訪問①

メンバーと現地で合流し、未取引先である医療機関を訪問し、血糖自己測定器へのニーズをヒアリング。

16:00

お客様訪問②

別のメンバーと一緒に、お客様へのフォローを行う。検査技師や医師と会って困りごとがないかのチェック。

17:30

自宅へ直帰

自宅でお客様からいただいた情報を整理。業務終了後は子どもをお風呂に入れる。家族との時間を大切にしている。

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