ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社(本社:東京都港区/代表取締役社長 兼 CEO:小笠原 信)は、コーポレートサイトの一般向けコンテンツとして、「PCRって何ですか?」を新設します。昨今、新型コロナウイルス感染症の検査法として広く認知されている「PCR」について、PCR技術の発展に大きく寄与してきたロシュが解説します。
遺伝子を増幅させるPCR技術は、1980年代にアメリカの科学者キャリー・マリス氏が考案し、当時マリス氏が所属していたシータス社の同僚たちと完成させた技術です。ロシュ社は、この技術を診断に応用させるためマリス氏らに協力しました。その後、ロシュはシータス社から特許を取得、1991年には全事業権を取得しました*。事業権を取得した後もロシュはPCR技術をさらに進化させ、商業的な成功へと導いていきました。
今回新設する「PCRって何ですか?」は、ロシュ創立125周年および日本における診断薬事業50周年の記念企画の一つとして、シリーズで展開していきます。第一回目はPCR法の原理を中心とした基本情報です。二回目以降は、PCR法の種類や応用例、そして技術発展の歴史などについて取り上げます。PCRの黎明期からこの技術について熟知しているロシュ・ダイアグノスティックスならではのストーリーを今後展開していきます。
*現在、特許期間は満了しています。
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一回目 PCRとは(基本情報)
二回目以降、PCRの種類、活用例、歴史等について公開予定です。
※将来医療系を目指す高校生とロシュ社員による会話形式で展開していきます。
※内容は変更する可能性があります。
広報(報道関係者向け)