ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社(本社:東京都港区/代表取締役社長 兼 CEO:小笠原 信)は、高速・高画質で病理画像の作成が可能な病理ホールスライド画像保存表示装置「ベンタナ DP 200」を本日発売します。
「ベンタナDP 200」は、病理スライド標本をデジタル画像化するためのスライドスキャナーです。小型で院内に設置しやすく、カラーマネジメント機能により顕微鏡で見る状態に近い画質に自動補正し、モニター間のばらつきを低減します。また、ダイナミックフォーカスによるリアルタイムでのフォーカス調整を採用し、細かな段差がある切片での焦点ずれを軽減した取り込み画像をスライド1枚当たり約49秒で表示します。
2018年5月25日時点で、日本国内の病理専門医数は2,383名と報告されており*、そのうち24県では病理医数が30名以下となっています。そのため、医療現場では、一人病理医などのコンサルテーションが必要なケースの増加や、ゲノム医療における中核病院と連携病院などの遠隔地間で高画質な病理画像の共有の重要性が増しております。
ロシュ・ダイアグノスティックスは「ベンタナ DP 200」の提供を通じて、ばらつきが少ない高解像度のデジタル画像を複数施設で共有することを可能とし、デジタルパソロジーの推進に貢献します。
*日本病理学会ホームページ情報
※モニター、キーボード、マウスは含まれません。
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