最上位機種を統合することで検査の効率化に貢献 生化学・免疫統合型自動分析装置「コバス8000 <702|801>」発売のお知らせ

ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社(本社:東京都港区/代表取締役社長 兼 CEO:小笠原 信)は、統合型自動分析装置「コバス8000 <702|801>」を4月27日に発売します。検査室のニーズに合わせ、生化学と免疫の分析装置を組み合わせて使用することで検査効率の向上に寄与します。

「コバス 8000 <702|801>」 は、生化学モジュール 「c 702」 と免疫モジュール 「e 801」 という、当社の最上位機種を組み合わせた統合型自動分析装置です。ハイスピードと、高品質な検査に加え、効率性を追求した機能で検査室を支援します。生化学と免疫の分析モジュールを統合させることで、より少ない検体量で多項目の測定を実施することができ、患者さんの負担を軽減することが可能です。

生化学モジュール「c 702」は、1項目を3~10分で測定し、1時間に2000テストを処理します。免疫モジュール 「e 801」 は、緊急を要する循環器系マーカーでは9分という迅速測定*が可能で、従来機とほぼ同サイズでありながら、1時間に300テストのハイスピードで処理します。また、免疫モジュールは電気化学発光免疫測定法により、高感度で、測定範囲が広く、高精度の検査が可能です。

*その他の項目は18分、一部の項目では27分
 

生化学モジュール「c 702」は最大70項目、免疫モジュール「e 801」は48項目まで同時測定が可能で、いずれも試薬自動架設機能により、測定を止めることなく試薬パックの補充が可能です。また、免疫モジュール 「e 801」 の試薬ディスク内が5~10℃に保冷されていることにより、専用試薬 「エクルーシス試薬S」 の装置上での安定性が大幅に向上しました。生化学・免疫モジュールは組み合わせを選択、4モジュールまで連結できるため、施設の規模に合わせた運用が可能となります。

ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社は、今後も臨床的な価値の高い製品を提供することで、検査の効率化に貢献してまいります。

  • 生化学モジュール「c 702」は1時間に2000テスト、免疫モジュール「e 801」は同・300テストを測定できる高い処理能力

  • 試薬自動架設機能により、測定を止めることなく試薬パックの補充が可能

  • 生化学モジュール「c 702」は最大70項目、免疫モジュール「e 801」は48項目まで同時に測定が可能

  • 最大4モジュールまで連結でき、施設のニーズにあった効率的な装置構成が可能

(1) 希望販売価格(税抜)

(2) 製品仕様(1モジュールあたり)

【製品写真】

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