肺がんは、国内では毎年12万人以上が診断され、その数は年々増加しています。罹患数の多さでは大腸がん、胃がんに次いで第3位ですが、死亡数の多さでは第1位となっています1)。早期の段階では無症状のことも多く、発見・診断が遅れ、進行した状態で見つかることが多いがんです。最近では、新型コロナウイルス感染症への不安による受診控えが見られました2)が、このようなことで発見を遅らせることのないよう、定期的な検診を受けることが大切です。
今回新設したページでは、肺がんの症状や原因といった基本的な情報はもちろんのこと、検査に関しては、肺がんの疑いから精密検査、そして確定診断にいたるまでに行われる各種検査も紹介しています。治療法については、手術療法や放射線療法、薬物療法などのステージに分けて説明しています。監修は、肺がんの専門医である倉田 宝保先生(関西医科大学附属病院 診療教授)に行っていただきました。肺がんの不安要因がある方には検診受診のきっかけになることを、そして、どんな検査や治療法があるかを事前に把握することで、不安を払拭するサポートになることを期待します。
ロシュ・ダイアグノスティックスは、臨床診断用の検査 薬・機器のメーカーとして、肺がんに関連する検査薬を多く取り扱っています。適切な検査薬の提供だけでなく、人々がより健やかに、自分らしい人生を送れるようサポートするために、適切な情報の発信にも努めてまいります。
URL:
内容:
教えて、肺がん(肺がんに関する基本的情報)
どんな検査があるの(画像診断、病理検査、腫瘍マーカー検査、遺伝子検査、個別化医療など)
どんな治療があるの(手術療法、放射線療法、薬物療法など)
肺がんは、特徴的な症状に乏しく早期で発見することが難しく、また治療効果も得られにくいがんとされてきました。しかし、最新の検査や分子標的薬剤、免疫チェックポイント阻害剤などの治療薬が次々に開発され、予後は目覚ましく改善しています。とはいっても、早期に発見されれば治癒する可能性が格段に上がることが知られており、できるだけ肺がんを早期に発見することは依然として重要なので、検査の重要性を理解し、定期的に検査を受診することが必要です。
広報(報道関係者向け)
参考:
国立がん研究センター, がん情報サービス, がん登録・統計 最新がん統
新型コロナウイルス感染症の影響による受診行動の変化(ロシュ・ダイアグノスティックス社調べ)
本ウェブサイトでは、幅広い利用者を対象とした製品情報を掲載しています。お住まいの国では利用できない製品、もしくは認可を受けていない製品の詳細情報が掲載されている場合もあります。それぞれの居住国における正当な法的手続や規制、登録、慣習法を満たしていない可能性のある情報の閲覧に関しては、当社は一切の責任を負いません。