ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社

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ロシュ・ダイアグノスティックスのプレスリリース

2016年1月28日

本資料はロシュ・ダイアグノスティックスの親会社であるF.ホフマン・ラ・ロシュ社が2016年1月28日(スイス現地時間)に発表した英文プレスリリースを一部抜粋した翻訳版です。この資料の正式言語は英語であり、表現や内容については英語の原文が優先されます。

原文は下記URLよりご参照ください。
http://www.roche.com/media/store/releases/med-cor-2016-01-28.htm


ロシュグループ/診断薬事業部門 2015年度通期業績のお知らせ
●診断薬事業部門の売上は、主に免疫検査製品が牽引し、6%*の成長
●モレキュラー・ダイアグノスティックス1では、cobas 6800、cobas 8800全自動システムを米国で発売

医薬・診断薬事業部門は共に力強い成長
2015年の診断薬事業部門の売上は、主にアジア・パシフィック(+15%)とEMEA(ヨーロッパ、中東、アフリカ、+4%)が牽引し、全体で6%の売上増、108億スイスフランとなりました。ラテンアメリカ(+11%)と北米(+3%)では売上が増加しましたが、日本は横ばいとなりました。主に成長を牽引したのは、プロフェッショナル・ダイアグノスティックス2で、8%の成長でした。モレキュラー・ダイアグノスティックスとティッシュー・ダイアグノスティックス3はそれぞれ10%と12%の売上増となりました。ダイアべティス・ケア4は特に米国での厳しい市場状況が続き、3%の売上減となりました。

*特に指定のない限り、この記事で記載している全ての成長率は、現地通貨ベースです(CER:2014年1年間の平均値)

製品の薬事承認とポートフォリオの進捗
医薬品、診断製品での新製品の発売および製品パイプラインにおいて、大きな成果を挙げました。2015年は5つの重要な薬事承認を 取得し、医薬品の4製品が、FDAの画期的治療薬に認定されました。

診断薬事業では、モレキュラー・ダイアグノスティックスでの新製品cobas 6800、cobas 8800やティッシュー・ダイアグノスティックスのベンタナHE600を含む検査試薬7製品と分析装置8製品を発売し、業界をリードする製品ポートフォリオをさらに拡大しました。

患者さんのケアを向上させるための戦略的なパートナーシップ
2016年1月、ロシュは、がんに関するリアルワールド・データの業界リーダーであるFlatiron Health社とのパートナーシップを発表しました。今回の契約締結は、2015年に開始したFoundation Medicine社との協働を足掛かりにして、個別化医療でのリーダーシップを実現するための重要なマイルストーンとなりました。高品質のヘルスケアデータと高度な分析技術は、医薬品の開発と治療法決定の質を共に向上させるでしょう。2015年には、Ariosa Diagnostics、Signature Diagnostics、CAPP MedicalとKapa Biosystems各社の買収も行いました。これら4社は次世代シークエンシングでのポートフォリオ構築を目指すロシュをその高度な専門性とテクノロジーで補完することになるでしょう。

診断薬事業部門

プロフェッショナル・ダイアグノスティックスによって牽引された力強い成長
プロフェッショナル・ダイアグノスティックス(+8%)は、中国での力強い成長によるアジア・パシフィックの牽引により、全ての地域において診断薬事業部門の業績に貢献する立役者となりました。今や事業部門の売上の28%を占め、成長率の過半数に貢献している免疫検査事業(+13%)が主に成長を牽引しました。生化学検査(+3%)と血液凝固モニタリング検査(+6%)事業もプロフェッショナル・ダイアグノスティックスの成長に貢献しました。

モレキュラー・ダイアグノスティックスでは、EMEA(+14%)と北米(+11%)地域の牽引により、全体で10%の売上増でした。主に基幹ビジネス(+7%)とシークエンシング事業が成長に貢献しました。基幹ビジネスでは、ウイルス検査(+14%)とHPVスクリーニング検査(+27%)が成長を牽引しました。2015年は、国によるHPV一次スクリーニング検査を初めてオランダで落札したことを含む、数多くの入札契約を獲得したことがHPV検査の成長に寄与しました。 血液スクリーニングに関しては、ロシュの次世代システムcobas 6800とcobas 8800で大規模な契約をタイ、ドイツ、英国、スペインで獲得しました。ウイルス検査においても、この新しいcobasシステムに搭載している検査によって、ロシュは、英国、フランス、ドイツで厳しい入札競争を経て契約を獲得しました。

ティッシュー・ダイアグノスティックスは、北米(+9%)とEMEA(+12%)地域が牽引し、全体で12%の売上増でした。アジア・パシフィックでは、主に中国が成長に貢献し、22%の成長となりました。アドバンスト・ステイニング製品(+11%)がティッシュー・ダイアグノスティックスの成長に寄与しました。外部パートナーとの協働による収益は引き続き強固な成長を遂げました。

ダイアべティス・ケアでは、メディケアの価格が米国での血糖モニタリング製品の販売計画に影響を与えたことが主な原因で、売上が3%減少しました。北米、EMEA、日本では売上が減少しましたが、ラテン・アメリカとアジア・パシフィックでは増加しました。アキュチェックモバイル(+8%)、穿刺器具(+5%)と、インスリンデリバリーシステム(IDS、+8%)は売上が増加しました。IDS事業での成長は、吸入セットと新発売のアキュチェックインサイトが牽引しました。全体としては、プロセス合理化とコスト削減により、事業が効率化されました。

検査業務における自動化と接続性
新たに発売した機器は、処理能力の向上、可能な限りの自動化、ワークフローや検査情報システムへの接続性の向上に寄与します。さらに卓越した自動化や接続能力で検査室の業務効率の向上を支援します。

2015年の画期的な出来事は、cobas6800、cobas8800システムとcobasHBV、HCV、HIVのウイルス定量検査がFDAの承認を取得したことでした。これらの完全自動化システムは、自動化された遺伝子検査のプラットフォームの中で、最速で検査結果を出し、処理能力が最も高く、機器の操作が最も簡便となります。

ロシュは、全世界でベンタナHE600も発売しました。患者さんと検査技師の安全を推進し、比類ない染色の品質を生み出す、完全自動化のヘマトキシリン・エオジン染色システムです。

多種多様な検査
新しいElecsys HTLV-I/II testは、ロシュの血清検査における血液スクリーニングのポートフォリオを強化し、血液の安全を守るソリューションを提供する、最も幅広い項目を持つ検査メニューを補完します。

アプリとオンラインポータル、FDAが承認した血糖の自己管理を改善するための投与量計測器が完全に統合されたエコシステム、Accu-Chek Connectは、米国で発売されました。

FDAは、cobas Strep A test と、cobas Liat system用のcobas Influenza A/B testへの臨床検査室改善法 (Clinical Laboratory Improvement Amendments=CLIA)の認定免除を承認しました。本製品は、診察室、救急救命室やその他の医療施設など、従来の検査施設以外の場所で、患者さんの近くで検査結果を提供します。

2015年9月にロシュは、cobas EGFR Mutation Test v2を発売しましたが、本検査は血漿または腫瘍組織サンプルをいずれも検体として使用できる初めてのがん検査となります。この検査は、上皮成長因子受容体(EGFR)遺伝子上の40を超える変異を検出し、EGFRチロシンキナーゼ阻害剤で治療できる非小細胞肺がんの患者さんを選定し、モニタリングする手助けとなります。

【事業領域説明】
*1モレキュラー・ダイアグノスティックス:遺伝子検査用試薬・機器
*2プロフェッショナル・ダイアグノスティックス: 免疫学・生化学検査および血液凝固検査、臨床現場即時検査用試薬・機器
*3ティッシュー・ダイアグノスティックス: 病理学的検査用試薬・機器
*4ダイアべティス・ケア: 血糖測定関連事業

本件のお問い合わせ先

広報グループ

電話03-5443-7040

FAX03-5443-7113

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