ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社

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ロシュ・ダイアグノスティックスのプレスリリース

2015年1月28日

本資料はロシュ・ダイアグノスティックスの親会社であるF.ホフマン・ラ・ロシュ社が2015年1月28日(スイス現地時間)に発表した英文プレスリリースを一部抜粋した翻訳版です。この資料の正式言語は英語であり、表現や内容については英語の原文が優先されます。

原文は下記URLよりご参照ください。
http://www.roche.com/media/store/releases/med-cor-2015-01-28.htm

2015年1月28日 バーゼル発

ロシュグループ/診断薬事業部門 2014年度通期業績のお知らせ

ロシュグループ診断薬事業部門の売上は、プロフェッショナル・ダイアグノスティックス*1とモレキュラー・ ダイアグノスティックス*2が牽引し、6%の成長

14の主要な新製品を発売し、さらなるポートフォリオの拡大へ
2014年は、遺伝子検査用のコバス6800およびコバス8800をはじめ、尿試験紙テストと電子顕微鏡を組み合わせたコバス6500、血糖管理のための新たな機器など、多岐にわたる診断用機器を発売しました。新たな検査として、感染症の起因となる微生物を検出する検査や、婦人科領域では、卵巣予備能の検査や出生前診断用の製品を発売しました。これらの検査によって、卵巣予備能や妊娠の検査から、乳がん・子宮頸がん・卵巣がんの治療、骨粗しょう症のような慢性の加齢に関連した病状の観察まで、女性の健康に寄与する幅広い検査ポートフォリオをさらに強化します。

2014年の診断薬事業部門の売上は、免疫検査製品が伸長したプロフェッショナル・ダイアグノスティックスが8%増となり、事業部門全体では6%増加し、108億スイスフランとなりました。モレキュラー・ダイアグノスティックスの売上は6%の成長、基幹ビジネスでは8%の成長でした。ティッシュー・ダイアグノスティックス*3は10%、ダイアべティス・ケア*4は1%の売上増となりました。

地域別では、アジア・パシフィック(+15%)とEMEA(ヨーロッパ、中東、アフリカ、+4%)が成長を牽引しました。アジア・パシフィックの成長は中国(+23%)の堅調な業績が貢献しました。北米は4%、ラテンアメリカは13%の成長、日本は横ばいとなりました。

事業領域別の実績

●プロフェッショナル・ダイアグノスティックス
プロフェッショナル・ダイアグノスティックスは、全ての地域で堅調な業績を上げ、8%という力強い成長となりました。この成長は、現在診断薬事業部門の売上の26%を占める免疫検査(+13%)が牽引しました。生化学検査(+7%)と血液凝固モニタリング検査(+8%)も成長に貢献しました。新規の発売は、新たな完全自動化尿分析装置コバス6500、エクルーシス梅毒検査、エクルーシス抗ミュラー管ホルモン(AMH)検査などでした。また、新たなスタディーにより、エクルーシス妊娠高血圧腎症検査が妊娠中の女性にとって非常に有意義だということが立証されました。本検査は既に、EUとCEマークを適用しているすべての国で販売されています。プロフェッショナル・ダイアグノスティックスは、全ての地域で、業績の主力となりましたが、特に堅調に推移する中国市場を抱えるアジア・パシフィック(+18%)では特に顕著でした。

●モレキュラー・ダイアグノスティックス
主にウィルス検査(+7%)とHPVスクリーニング検査(+48%)の貢献により、基幹ビジネス(+8%、シークエンシング除く)が力強い成長をとげ、売上は、6%増加しました。

2014年は、血液スクリーニングおよびウイルス検査用の完全自動化血液分析装置コバス6800とコバス8800がCEマークを適用している国で発売されました。コバスHPV検査は、オーストラリア、カナダ、米国で、子宮頸がんの一次スクリーニングとして承認されました。さらにコバス4800の検査項目を拡大した3製品、MRSA/SA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌と黄色ブドウ球菌)、C-ディフィシレ(クロストリジウム・ディフィシレ菌)、HSV(単純ヘルペスウィルス)を、CE認証が適用されている国々で発売しました。

HPV検査や血液スクリーニング、HCV検査の堅調な業績で最も高い成長率となった北米をはじめ、日本を除く、全ての地域で売上増となりました。

2014年、ロシュは、アイキューム社、ジニア・テクノロジーズ社、2015年早々にアリオサ・ダイアグノスティックス社を買収しました。

アイキューム社の買収により、迅速遺伝子検査を行うポイント・オブ・ケア型のLIATTMシステムを獲得しました。本分析装置とコバスインフルエンザA/BおよびコバスA群溶連菌検査の2項目はCEマークとFDAの認証を得ました。ジニア社は、ナノポア技術を使用した一分子半導体DNAシークエンシング基盤を開発しています。アリオサ社によって、ターゲットを絞った、正確な非侵襲の出生前検査サービスがロシュのポートフォリオに加わります。アリオサの所有するハーモニーTM出生前検査は、妊娠10週という早期に使用する血液検査で、ダウン症候群と他の遺伝的な異常のリスクを判定します。

ロシュは、UNAIDS(国連合同エイズ計画)、エイズ撲滅のための大統領緊急プラン、クリントン・ヘルス・アクセス・イニシアチブおよびグローバル基金とともにHIV定量検査のためのグローバル・マーケット・アクセスに調印しました。このプログラムは、困窮した国々に最先端のHIV検査を提供します。さらにエボラウィルス用検査も、FDAにより緊急用途として承認されました。

●ティッシュ-・ダイアグノスティックス
免疫染色試薬(+10%)を含むアドバンスト・ステイニング製品が9%の売上増となり、全体では10%の増加となりました。子宮頸がん向けのCINtec製品は18%成長し、引き続き好調です。地域としてはEMEA、北米、アジア・パシフィックでの売上が成長を牽引しました。北米では保険償還の減額にも関わらず、売上が伸びました。

●ダイアべティス・ケア
米国など主要な地域での、血糖モニタリング製品の市場環境が引き続き厳しい中、売上は1%増加しました。プレミアム製品のアキュチェックモバイルは19%、アキュチェックアビバ/パフォーマは7%の売上増となりました。インスリンポンプと血糖測定器が一体化した新しいインスリンデリバリーシステム、アキュチェックインサイトと、血糖測定器をスマートホン経由で、モバイルアプリケーションやウェブをベースとした血糖自己管理用プラットフォームに接続するアキュチェックコネクトシステムを、2014年にEUで発売しました。 

EMEA、アジア・パシフィックとラテン・アメリカでは売上が増加し、血糖モニタリングのグローバル市場におけるロシュのリーディングカンパニーの座を強固にしました。メディケアの試験紙に対する保険償還内容の変更と、カナダでの保険償還対象となる試験紙数が変更となった結果、北米での売上は6%減少しました。日本では、競争の激化と2年ごとの薬価改訂により、売上が6%減となりました。

2013年に開始した、プロセスと意思決定の見直しの取り組みが進捗し、事業効率が改善しました。

【事業領域説明】

*1 プロフェッショナル・ダイアグノスティックス: 免疫学・生化学検査および血液凝固検査、臨床現場即時検査用試薬・機器

*2モレキュラー・ダイアグノスティックス:遺伝子検査用試薬・機器

*3ティッシュー・ダイアグノスティックス: 病理学的検査用試薬・機器

*4ダイアべティス・ケア: 血糖測定関連事業

本件のお問い合わせ先

広報グループ

電話03-5443-7040

FAX03-5443-7113

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