ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社

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ロシュ・ダイアグノスティックスのプレスリリース

2013年2月26日

短時間で高感度かつ再現性の高い遺伝子解析データを提供
PCR用試薬「AptaTaq Fast PCR Master」「AptaTaq Fast DNA Polymerase」
発売のお知らせ

ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社(本社:東京都港区/代表取締役社長 兼 CEO: 小笠原 信)は、エンドポイントPCR法による遺伝子の増幅時において必要な、DNAポリメラーゼの活性化・不活性化制御にアプタマー*を応用したマスターミックス試薬「AptaTaq Fast PCR Master」およびDNAポリメラーゼ「AptaTaq Fast DNA Polymerase」を、研究用途向けに3月4日に発売します。

PCRテクノロジーは、生命科学をはじめとする研究現場で、広く実施されている遺伝子解析の手法です。目的の遺伝子は、熱変性・アニーリング・伸長反応の3工程を繰り返すことで、指数関数的に増幅されます。DNAポリメラーゼは、遺伝子増幅プロセスの伸長反応において重要な役割を担い、適正温度下で瞬時に活性、不活性化することで、的確にDNAが合成され、精度の高い遺伝子解析データが導かれます。

一般的なPCR試薬では、熱感受性が十分でないために、DNAポリメラーゼが目的温度に達する前に作用して、本来反応するはずの部位以外が反応(非特異的反応)し、増幅が行われてしまうことがありました。この非特異的反応を回避するために開発された、化学的に修飾された酵素を活用した当社従来のホットスタート**試薬では、目的温度に達した後にDNAポリメラーゼが作用するまで一定の加熱時間を要することがありました。本製品では、熱感受性に優れたアプタマーを採用しているため、DNAポリメラーゼの働きを適正温度でより精度高くコントロールでき、非特異的な増幅を招くことなく、高感度かつ再現性の高いデータを提供することが可能です。 加えて、適正温度で瞬時にポリメラーゼへ働きかけることで反応を迅速にし、実験ワークフローに要する時間も大幅に短縮しました。

「AptaTaq Fast PCR Master」および「AptaTaq Fast DNA Polymerase」は、エンドポイントPCR法において、短時間で高感度かつ再現性の高いデータをご提供し、先端の研究をサポートします。

【製品特性】

  • 当社従来品に比べ、伸長反応時間を3分の1から4分の1に短縮
  • 高感度で再現性の高いデータを実現
  • 安定性が高く、室温でのセットアップが可能

*アプタマー:特定の物質と特異的に結合する核酸分子やペプチドのことで、化学的に合成が可能
**ホットスタート:ポリメラーゼ活性を抑える物質を用いて、室温から60℃程度の温度域ではポリメラー
ゼ活性を阻害し、適切な温度で増幅反応が始まるようにするPCRの手法

【希望販売価格】(税抜)

製品名 包装単位 希望販売価格
AptaTaq Fast PCR Master 
100反応 x 1キット
6,800円
AptaTaq Fast PCR Master
1,000反応 x 1キット
50,000円
AptaTaq Fast DNA Polymerase
100単位
4,800円
AptaTaq Fast DNA Polymerase
1,000単位
30,000円

【製品写真】

<製品写真は、下記URL「製品画像ダウンロード」より入手可能です。>
http://www.roche-diagnostics.jp/news/photo/index.html

AptaTaq
AptaTaq

本件のお問い合わせ先

広報グループ

電話03-5443-7040

FAX03-5443-7113

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