ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社

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ロシュ・ダイアグノスティックスのプレスリリース

2011年12月9日

(当参考資料は、F.ホフマン・ラ・ロシュが2011年12月1日付で発表した英文プレスリリースの翻訳版です)
2011年12月1日 バーゼル 発

ロシュ、血液凝固診断分野の製品群強化に向けVerum Diagnostica社を買収


ロシュは、本日、ドイツ(ミュンヘン)に本拠をおくVerum Diagnostica社を完全買収する合意に達したことを発表しました。Verum Diagnostica社は血小板機能検査に特化したリーディングカンパニーです。 血小板機能検査は血液凝固診断において急速に成長している分野です。本買収によってロシュは凝固診断分野において総合的な製品群を取り扱うことになり、自己測定装置から高い効率性が求められる医療機関や検査受託会社の要求にも応えることができるようになります。ロシュは、血液凝固診断領域においてさらなる市場シェアを獲得し、臨床検査市場におけるリーディングポジションをさらに強化することを目指します。

ロシュ・プロフェッショナル・ダイアグノスティックス事業部 責任者のColin Brownは次の通り述べています。 「患者さんの血小板機能の状態をより正確に評価することは、現在、重要な充足されていないニーズです。血液病専門医、循環器専門医、麻酔医にとって血小板機能検査は、心疾患治療や手術、集中治療処置の際、方針を確定するにあたり大変重要です。今回の買収によって、私たちは同エリアにおいて患者さんの治療における新しいスタンダードとなりうる革新的かつ独自の血小板機能検査のソリューションを獲得することになります。そして、私たちの新しい血液凝固診断分野の製品群を完璧に補完するものとなります」。 血液凝固診断は臨床検査において重要なエリアとなっており、ロシュは先んじてこの分野への投資を始めており、新しい時代を築こうとしています。

本買収の契約により、ロシュはVerum Diagnostica社の株主へ対価として1,100万ユーロを、そして、設定されたマイルストーンを達成する成果につながった場合には、追加で200万ユーロを支払う予定です。買収手続きは、諸条件を満たした上で2012年1月中に完了する見込みです。

Verum Diagnostica社のMultiplateシステムは、高速かつ高感度に血小板機能を分析するため、心臓発作やステント留置術後の患者さんに最も効果がある抗血小板薬を選択する際、また術中や術後の出血性合併症を防ぐために役立てられ、患者さんの治療の改善や合併症の予防と共に、関連費用も軽減します。本システムは、優れた性能や費用対効果により、院内検査室や救命救急の現場が求める検査の効率化というニーズに応えます。

Verum Diagnostica社のCEO兼共同創設者であり、Multiplate技術の共同発明者でもあるDr. Andreas Calatzisは次のように述べています。「ロシュは、体外診断薬市場でのリーディングポジションと、グローバルネットワークを誇っているので、Multiplate技術を広く販売し、採用を加速し、さらに発展させるには理想的な企業といえます。私たちは、患者さんの近くでの検査、そして中央検査室での多検体検査それぞれに対応する製品の開発に着手していきます。世界中の患者さんや医療従事者の皆さんに製品を利用していただける段階に移行できることを大変うれしく思います。

米国での検査室における血液凝固検査の市場は、2010年で約13億3000万米ドルで、今後5年間で5.1%の成長が見込まれます。血小板機能検査は今後大幅に市場を拡大する可能性があり、また、未だ満たされていない医療上のニーズが存在します。 ロシュは臨床医、患者さんそして医療システム全体に対して、Multiplateシステムの革新的な臨床的優位性を実証するために、臨床試験にかなりの投資を行う予定です。ロシュはまた、体外診断薬を使用されるお客さまの臨床的ニーズおよび検査効率に関するニーズに応えるため、血液凝固の新しいシステムや検査薬の開発を進めています。

 
【Verum Diagnostica社について】

Dynabyte Informationssysteme社の100%子会社であり、院内検査室や診療所での心臓疾患におけるインターベンション治療、手術、集中治療処置に際し、全血から血小板機能を検査するMultiplate分析装置、検査薬、検体容器の開発・製造・販売をおこなっています。45か国以上で製品が扱われており、ドイツのバイオテクノロジークラスターおよびアカデミックセンターであるミュンヘンを本拠地としています。また、多岐にわたる医療関係者と密接に協働しています。買収後は、ロシュのプロフェッショナル・ダイアグノスティックス事業部に統合される予定です。

 
【ロシュについて】

スイスのバーゼルに本社を置き、医薬品ならびに診断薬事業の双方に強みを持つ研究開発型の世界的ヘルスケア企業です。がん、ウイルス感染症、炎症、代謝ならびに中枢神経系領域において他社と一線を画した薬剤を保有する世界最大のバイオテクノロジー企業です。さらに、体外診断薬、がんの組織学的診断の世界的リーダーであり、糖尿病管理のパイオニアです。ロシュでは、パーソナライズド・ヘルスケア戦略を掲げ、患者さんの健康、QOL、延命を明確に改善する薬剤や診断薬の提供を目指しています。2010年、世界各国に80,000人以上の社員を擁し、研究開発費に約90億スイスフランを投資しています。ロシュグループの昨年の売上げは475億スイスフランでした。ジェネンテック社(米国)は、100%子会社としてロシュグループのメンバーとなっています。また、ロシュは中外製薬(日本)の株式の過半数を保有しています。さらに詳しい情報はwww.roche.comをご覧下さい。

本プレスリリースに使用された商標等はすべて法律で保護されています。

 

本件のお問い合わせ先

経営企画・広報グループ

電話03-5443-7040

FAX03-5443-7113

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