ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社

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ロシュ・ダイアグノスティックスのプレスリリース

2009年12月09日

ヒトゲノム中のエクソン領域の抽出・濃縮を1チューブ内で容易に実現
次世代ゲノムシークエンサー用サンプル調製試薬
「シークキャップ イージー エクソーム」発売のお知らせ

 

ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社(代表取締役社長兼CEO:小川 渉)は、2009年12月10日に、研究用として、ヒトゲノム中のタンパク質をコードする180,000個のエクソン領域を選択的に抽出・濃縮する試薬、「シークキャップ イージー エクソーム」を発売いたします。本試薬により、研究者が注目するヒトゲノム中のエクソン領域の抽出・濃縮を、煩雑な作業を伴わず1チューブで簡単に行うことができ、次世代ゲノムシークエンサーを用いたDNA解析作業の効率化に大きく貢献いたします。

「シークキャップ イージー エクソーム」には、1本のチューブ内にヒトゲノム中の180,000個のエクソン領域に選択的に結合するよう最適化された210万種類のDNAプローブ(核酸断片)を含む試薬が分注されており、標的とするエクソン領域を選択的に抽出し、濃縮することができます。 従来のDNAマイクロアレイを用いた手法では、標的領域を抽出する工程で、専用機器が必要であり、煩雑な作業も伴いました。本試薬では、特別な機器は必要とせず、1本のチューブ内で必要な反応工程が完結されるので、作業の効率化が図れ、多数のサンプル処理にも適しています。また1サンプルあたりにかかる試薬コストもDNAマイクロアレイを用いた手法に比べて半分に抑えることができます。

研究者は、「シークキャップ イージー エクソーム」を用いることで、ヒトゲノム中のエクソン領域をコストを抑えて簡単に抽出・濃縮できるため、次世代ゲノムシークエンサーを用いた疾病の原因と考えられるSNPs(一塩基多型)などの遺伝子多型の同定を、よりコストを抑え、より短期間で、より効率的に行うことができます。

【製品特性】

  • 1本のチューブ内で、標的とするヒトゲノム中の180,000個のエクソン領域を容易に抽出・濃縮可能
  • チューブ内にある最適化された210万種類のDNAプローブにより、標的となる全エクソン領域をもれなくカバー
  • 特別な装置が不要なため作業工程が簡便で、一度に多数のサンプル処理が可能(多検体処理が可能)
  • DNAマイクロアレイを用いる手法に比べ、試薬コストが半分

【対応可能な次世代ゲノムシークエンサー】

当社の「Genome Sequencer FLX」 および イルミナ社の「Genome Analyzer」

【希望販売価格】(税抜)

シークキャップ イージー エクソーム(4反応分) 50万円(1サンプルあたり12万5,000円)
シークキャップ イージー エクソーム(48反応分) 300万円(1サンプルあたり6万2,500円)

【用語解説】

次世代ゲノムシークエンサー:DNA配列の大量解読を可能としたシークエンサー(DNA配列解読装置)の総称
エクソン領域:DNA上で実際にタンパク質を合成するための情報をもつ領域

【製品写真】

<製品写真は、下記URL「製品画像ダウンロード」より入手可能です。>
http://www.roche-diagnostics.jp/news/photo/index.html

シークキャップ イージー エクソーム
「シークキャップ イージー エクソーム」

本件のお問い合わせ先

広報・CSRグループ

電話03-5443-7040

FAX03-5443-7113

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