ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社

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ロシュ・ダイアグノスティックスのプレスリリース

2009年06月30日

環境負荷を軽減する光学活性体合成用酵素スクリーニングセット
「キラザイムスクリーニングセット 3」の発売

 

ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社(代表取締役社長兼CEO:小川 渉)は、2009年7月1日に、医薬品の光学活性中間体などを生産する際に使用し、環境負荷を軽減できる触媒(酵素)をスクリーニングする「キラザイムスクリーニングセット 3」を発売いたします。

弊社の事業分野の一つであるIB事業部(※)では、診断薬原料を中心に事業を展開しており、2006年以降はその領域を広げ、環境負荷の軽減に貢献する光学活性体合成用酵素ビジネスへも参入しています。近年、“環境に優しい化学”としてグリーンケミストリーの議論が進み、化学工業界においても環境への配慮がなされ、工業用酵素として光学活性体合成用酵素が注目されています。同酵素を使用することで、常温・常圧での反応が可能です。また、使用後に廃棄物となる有機溶媒を必要としないため、化学触媒に比べて廃棄物を低減することができます。

「キラザイムスクリーニングセット 3」は、主に医薬品光学活性中間体などを生産する際に用いられる触媒の候補となる最適な酵素を17種類の中から選び出すことができます。 なお、本セットの紹介は、 東京ビッグサイトにおいて7月1日から3日までの期間中開催される「第3回医薬品原料 国際展」の弊社ブース(東4ホール 小間 No.59-4)にて行う予定です。

(※)インダストリアルビジネス事業部の意。

【製品およびビジネスの特性】

  • 光学活性合成用触媒(酵素)をスクリーニング
  • リパーゼを中心に17種の酵素より、反応条件に合った最適な酵素を選択
    (17種の内訳:リパーゼ 13種、エステラーゼ゙ 1種、プロテアーゼ 3種)
  • 全ての酵素はバルク販売が可能であり、工業生産用への対応が可能
  • お客様の要望に応じて、個別に酵素の固定化(担体へ吸着)が可能。 固定化により、酵素のリユースが可能となり、コストダウンが図れます。

【具体的なビジネス展開】

  1. お客様サイドで、スクリーニングセット中にある17種の酵素の評価を行い、最適な酵素を選択。
  2. 1.で選択された酵素をお客様へ提供。
    酵素の固定化を要望される場合は、固定化酵素開発受託を行う東洋電化工業㈱をご紹介し、  ロシュ・ダイアグノスティックス㈱は開発をサポートします。

【希望販売価格】(税抜)

キラザイムスクリーニングセット 3:
12万円
固定化酵素開発受託料:
東洋電化工業株式会社にて決定

【対象顧客】
医薬品メーカー、化学品メーカー、大学など

【提携先の会社概要】

東洋電化工業株式会社
本社所在地:
高知県高知市萩町2-2-25
 
代表取締役社長:
入交 英太 (いりまじり えいた)
 
ホームページアドレス:
 
事業内容:
特殊アロイ、化成品事業などを展開

【用語解説】

光学活性体: 
構成原子が同じでも立体構造が右手と左手の関係(鏡像体)にある化合物。
R体・S体の2種類がある。
光学活性体合成:
鏡像体の一方のみを選択的に合成する方法。
グリーンケミストリー: 
化学製品の製造から廃棄までのサイクルにおいて、生態系に与える影響を最小限に 留め、かつ経済的効率性を向上させようとする化学工業のありかた。

以上

報道機関からのお問い合わせ先

広報・CSRグループ

電話03-5443-7040

FAX03-5443-7113

お客様からのお問い合わせ先

IB事業部

電話03-5443-5285

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