ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社

閉じる

OPEN

ロシュ・ダイアグノスティックスのプレスリリース

2009年04月22日

母の日に聞く、女性の健康意識調査
娘の健康管理に関する母親の意識調査

6割の母親が「娘の婦人科系疾患の予防・対策に関与すべき」と回答
一方で、「自ら娘と婦人科系疾患の話をしている」は2割弱
知識のある母親ほど、娘の健康管理に積極的な傾向

~母親への知識の啓発が、娘の婦人科系疾患の予防・対策の鍵~

 

ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社(本社:港区芝2-6-1、代表取締役社長兼CEO:小川 渉)は、「母の日」を前に、全国の15~24歳の娘を持つ30~59歳の母親600名を対象に、「娘の健康管理に関する母親の意識」に関するインターネット調査を2009年3月に実施しました。この調査は、弊社が「母の日」にちなんで行う女性の健康意識調査で、今年で6年目になります。

調査の結果、「娘の婦人科系疾患の予防や対策に母親は積極的に関与すべき」と考える母親は59%だったのに対し、実際に「娘と婦人科系疾患の予防や対策について自ら積極的に話をしている」母親は19.7%という実態が明らかになりました。

娘と婦人科系疾患について話をしない理由は、「知識がなく、自信がない」が38.9%、「抵抗がある」が32.6%、「娘が、まだそのような話をすべき年齢とは思わない」が18.5%となり、知識不足と抵抗感が主な要因であることがうかがえます。実際に、今回の調査で、婦人科系疾患に関する知識を問う設問を5問設け、その正解率から、(理解度:高/4~5問正解)(理解度:中/2~3問正解)(理解度:低/0~1問)の3グループに分けて比較したところ、娘と自ら積極的に話をしている母親は、(理解度:高)で30.5%、(理解度:中)で20.4%、(理解度:低)で7.5%となり、知識がある母親ほど積極的に話ができていることがわかりました。

母親が具体的に娘と話をしている内容は、「生理不順や生理痛、おりものなどについて」が95.0%とほとんどで、「避妊」(25.5.%)「性感染症」(24.5%)「子宮頸がん」(12.6%)は全て3割以下となりました。

また、59%の母親が婦人科系疾患に対する知識を「持っている」と回答しましたが、一方で、子宮頸がんの原因となる主要なウイルスの感染を、ワクチン接種により予防できることについては、81.8%は知りませんでした。

このような結果から、娘の婦人科系疾患について、母親は積極的に関与したいと考えている一方で、知識不足と婦人科系疾患の話題に対する抵抗感から、自ら積極的に関与できていない現状が分かりました。15~24歳の娘の世代にとって、その予防や対策が重要となる「性感染症」や「子宮頸がん」については、家庭内での積極的な教育は行われていないことが分かり、特に子宮頸がんワクチンに対する認知不足は顕著でした。


--専門医からのコメント--

これらの結果について、横浜市立大学附属病院(横浜市金沢区)化学療法センター長の宮城悦子先生は次のようにコメントしています。

「私も娘を持つ1人の母親として、娘にとって一番身近な女性である母親が、家庭内で婦人科系疾患について語ることは重要だと感じています。「うちの子に限って」は、ないと思ってください。例えば、最近発症が若年化している子宮頸がんは、性交渉が始まる前のワクチン接種や定期的な検診で予防することができます。WHOでは9~13歳でのワクチン接種を推奨しています。ただし、ワクチンは万全ではありませんので、性交渉経験後は定期的な子宮頸がん検診が必須です。このように、子宮頸がんの予防は、10代から始まっており、お母さんが娘の予防や対策について、どう考え、どう行動するかがとても大事なのです。

欧米のお母さん方は、娘の婦人科系疾患について、積極的に関与していると聞きますし、その娘世代の多くが、母親から予防や対策の知識を学んでいるようです。文化的な背景もあると思いますが、日本も欧米並みになったらいいですね。今回の調査で、母親が娘と婦人科系疾患の話をしない理由として、「知識不足」と「抵抗感」という結果が出ていました。婦人科系疾患の話題に対する抵抗感は、確かにあると思いますが、お母さん自身が正しい知識を持ち、娘にそれを伝えたいと思えば、抵抗感も少しは和らぐのではないかと思います。ですから、まずは、お母さんたちが、正しい知識を身につけて欲しいと思います。お母さんたちや学校教育に携わる関係者への啓発の機会をもっと増やしていくことも重要なことかもしれませんね」

 

【添付資料】

本件のお問い合わせ先

広報・CSRグループ

電話03-5443-7040

FAX03-5443-7113

ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社