ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社

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ロシュ・ダイアグノスティックスのプレスリリース

2008年01月21日

心不全の診断に有用「カーディアック試薬 NT-proBNP」の発売


ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社(代表取締役社長 兼 CEO:小川 渉)は、心不全の診断に有用な「カーディアック試薬 NT-proBNP」が、2007年12月19日付で医薬品の製造販売承認を取得したことを受け、2008年2月1日より発売いたします。

「カーディアック試薬 NT-proBNP」は、心不全の診断や病態把握に有用な生化学マーカーである“NT-proBNP”を簡便かつ迅速に測定できる試薬です。昨年7月に発売した胸痛マーカー迅速検査システム「コバス h 232」を用い、全血での測定が可能です。本製品の発売により、すでに展開している急性心筋梗塞の診断や肺血栓塞栓症の除外診断に有用な試薬である「カーディアック試薬 トロポニンT」、「カーディアック試薬 D-ダイマー」、「カーディアック試薬 ミオグロビン」のラインナップが強化され、救急救命の現場や循環器外来、診療所での用途の幅がさらに広がります。なお、「コバス h 232」の前機種である「カーディアックリーダー」にも適応可能な試薬も同時に発売されます。

 
【カーディアック試薬 NT-proBNPの特長】
  • ヘパリン添加全血150μLを滴下し、約15分以内で“NT-proBNP”を測定。全血を用いるため遠心分離の必要がなく、より迅速に測定結果が判明
  • 救急外来での急性心不全の除外診断はもちろん、通院する慢性(安定型)心不全患者さまの状態モニタリングも可能
  • 緊急検査室、救急救命の現場などで使用されている「コバス h 232」を使用し、心不全の診断や病態把握に有用な生化学マーカー“NT-proBNP”の測定が可能
 
【NT-proBNPについて】
ヒト脳性ナトリウム利尿ペプチド前駆体N端フラグメント(NT-proBNP)は、76個のアミノ酸より構成されるペプチドです。循環血液量の増加や心室壁へのストレスなど、心負荷の増大により脳性ナトリウム利尿ペプチド前駆体(proBNP)が産生され、これが蛋白分解酵素によりヒト心臓中で生理活性を持つBNPと生理活性を有しないNT-proBNPに分解されて血中に放出されます。健常人のBNPおよびNT-proBNPの血中濃度は極めて低く、心不全の重症度に応じてそれぞれの血中濃度が上昇しますが、NT-proBNPは変動幅がより大きく、重症度の判断に役立ちます。ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社では、昨年7月1日に電気化学発光(ECLIA)法による血清・血漿中のNT-proBNP測定試薬「コバスシステムNT-proBNP測定用 エクルーシスproBNP」を発売し、NT-proBNPの臨床への展開を進めております。
 

【測定用試薬ラインナップ】

カーディアック試薬 トロポニンT   ・・・   心筋梗塞の診断に有用
カーディアック試薬 ミオグロビン   ・・・   早期の心筋梗塞の診断に有用
カーディアック試薬 D-ダイマー   ・・・   肺血栓塞栓症の除外診断に有用
カーディアック試薬 NT-proBNP   ・・・   心不全の診断に有用
 

【専用測定装置】

コバス h 232
カーディアックリーダー
 

【希望販売価格】(すべて税抜価格)

カーディアック試薬 NT-proBNP(カーディアックリーダー用) 22,000円(10テスト)
カーディアック試薬 NT-proBNP(コバス h 232用) 22,000円(10テスト)
コバス h 232(バーコードスキャナー付) 600,000円
コバス h 232 500,000円
 
<製品写真>
コバス h 232 およびカーディアック試薬
 
<使用手順>
3ステップで迅速に結果が得られます。
ステップ1
試薬を挿入
ステップ2
150µLのヘパリン添加全血を滴下
ステップ3
結果はスクリーン上に表示

本件のお問い合わせ先

広報・CSRグループ

電話03-5443-7040

FAX03-5443-7113

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